For User Fitrack取り付けガイド
壁下地の種類と厚み
当店の商品を取り付けていただく壁で、もっともポピュラーなのが石膏ボード下地の壁になります。戸建住宅、マンションに関わらず、室内の多くの壁で石膏ボード下地が使われています。
市販品の「下地センサー」「針式の下地探し」の他、スイッチやコンセントのカバーを外すことで下地の種類と厚みが分かります。
壁の種類 | 取り付け方法 | 備考 |
---|---|---|
あらかじめ石膏ボード用アンカーを壁に取り付け、付属のビスで商品を取り付けます。 石膏ボードの裏に柱などの下地材がある場合は、付属のビスで直接取り付けます。 |
8mmのドリルが必要です。(石膏ボードアンカー用の穴を壁に空けるため) |
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付属のビスで商品を取り付けます。 |
薄いベニヤ合板等の下地は強度の関係上、取り付けには適しません。 |
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あらかじめコンクリート用アンカーを壁に取り付け、付属のビスで商品を取り付けます。 |
コンクリートドリルが必要です。(アンカー用の穴を壁に空けるため) 集合住宅等の場合、あらかじめ管理規約等をご確認ください。 |
ご注意ください
商品が落下するなど、安全にご使用いただけませんので、以下のような場合はご使用を避けてください。
- 壁自体が薄い
- ビスが効かない
石膏ボードに商品を取り付けられる際は、必ずトグラータイプの石膏ボード用アンカーをご使用ください。(石膏ボード裏に下地のある場合は直接下地にビス固定)
壁下地の見分け方
壁下地の種類 | 石膏ボード or ベニヤ合板 or その他 |
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壁下地の厚み | 石膏ボードの場合は9.5mm or 12.5mmが一般的で、ボード下に角材等の下地がない部分では、石膏ボード用アンカーにて商品のビス固定を行います。ベニヤ合板の場合は、10mm程度あれば、直接ビス固定可能です。 |
下地の種類と厚みのチェック
※市販品の「下地センサー」「針式の下地探し」などでもチェックが可能です。
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スイッチ部分で確認することにします。
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表面のカバーをマイナスドライバーで外します。
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カバーを外したところです。(この状態で石膏ボード壁と分かります。)
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次にプラスチックのプレートも外します。
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プレートを外したところです。
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次に金属のプレートを外します。
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これで金属プレートごと取り出すことができます。
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壁材の厚みをものさしで測ります。(今回は12.5mmでした。)
ご注意ください
安全のため必ずブレーカーを切って作業してください。配線等を不用意に傷つけないよう十分に注意してください。
市販品の下地センサー、針式の下地探しなどで下地を探す方法もございます。
石膏ボード用アンカーについて
骨組(レール・スリット)または、セット商品(お試しセット、ランドリー収納セット、基本セット、クローゼット収納セット、シューズクロークセット、物入れセット)をお買い上げいただくお客様には、石膏ボード用アンカー(9.5mm・12.5mm兼用)をサービスさせていただいております。
ご注文商品と一緒にお送りさせていただきます。取り付け場所が石膏ボード壁の場合は、付属の石膏ボード用アンカーをご使用ください。
取り付けスペース
幅の確認
レールの両サイドには、適正なクリアランスが必要です。取り付け場所の幅に収まるレールを選びましょう。
レール1本使い(単位:cm)
サイズ | レール寸法 | 必要幅寸法 |
---|---|---|
45 | 46.5 | 48 |
60 | 61.5 | 63 |
75 | 76.5 | 78 |
90 | 91.5 | 93 |
105 | 106.5 | 108 |
120 | 121.5 | 123 |
135 | 136.5 | 138 |
150 | 151.5 | 153 |
165 | 166.5 | 168 |
180 | 181.5 | 183 |
レール2本使い(単位:cm)
サイズ | レール寸法 | 必要幅寸法 |
---|---|---|
198 | 91.5 + 106.5 |
199.5 |
213 | 106.5 + 106.5 |
214.5 |
228 | 106.5 + 121.5 |
229.5 |
243 | 121.5 + 121.5 |
244.5 |
258 | 121.5 + 136.5 |
259.5 |
273 | 136.5 + 136.5 |
274.5 |
288 | 136.5 + 136.5 |
289.5 |
303 | 151.5 + 151.5 |
304.5 |
318 | 151.5 + 166.5 |
319.5 |
333 | 166.5 + 166.5 |
334.5 |
348 | 166.5 + 181.5 |
349.5 |
363 | 181.5 + 181.5 |
364.5 |
レール3本使い(単位:cm)
サイズ | レール寸法 | 必要幅寸法 |
---|---|---|
379.5 | 121.5 + 121.5 + 136.5 |
381 |
394.5 | 121.5 + 136.5 + 136.5 |
396 |
409.5 | 136.5 + 136.5 + 136.5 |
411 |
424.5 | 136.5 + 136.5 + 151.5 |
426 |
439.5 | 136.5 + 151.5 + 151.5 |
441 |
454.5 | 151.5 + 151.5 + 155.5 |
456 |
469.5 | 151.5 + 151.5 + 165.5 |
471 |
484.5 | 151.5 + 165.5 + 166.5 |
486 |
499.5 | 166.5 + 165.5 + 166.5 |
501 |
514.5 | 166.5 + 165.5 + 181.5 |
516 |
529.5 | 166.5 + 181.5 + 181.5 |
531 |
544.5 | 181.5 + 181.5 + 181.5 |
546 |
高さの確認
レール上部には5cm以上、スリットの下部には10cm以上のクリアランスが必要です。計15cmを加えた寸法が取り付けに必要な幅となります。
レール1本使い(単位:cm)
サイズ | スリット高さ | 必要高さ寸法 |
---|---|---|
70 | 70.0 | 85 |
120 | 120.3 | 135 |
175 | 175.3 | 190 |
198 | 197.9 | 213 |
柱・梁・点検口等にご注意
レールやスリットの取り付け部分に点検口やコンセントなどがないか、必ずご確認ください。
奥行60cmの棚などは梁に当たり、物が奥まで載せられないこともあります。取り付けた際、梁や柱が当たらないか、ご確認ください。
高さの確認
使いやすい収納のためには、出し入れするものに応じたスペースを確保しましょう。
収納内部の奥行寸法のご注意
スライドやパンツラックや引出などは、引き出した際に、扉や壁に当たらない寸法か、以下の「取付に必要な奥行寸法」を参考にご確認ください。
引出(シンプルライン) | スライドパンツラック | スライドバスケット |
---|---|---|
82cm以上 | 74cm以上 | 70cm以上 |
棚板など引き出して使用しないオプションパーツ
棚板奥行30cmの場合 | 棚板奥行40cmの場合 | 棚板奥行50cmの場合 | 棚板奥行60cmの場合 |
---|---|---|---|
35cm以上 | 45cm以上 | 50cm以上 | 65cm以上 |
必要奥行寸法はオプションパーツの幅や引出の段数に関わらず同じ寸法です
引出寸法+3cm程度の余裕をもたせて設定しています。
引き出して使用しないオプションパーツについても+3cm程度の余裕をもたせて設定しています。
-
棚の奥行を設定する場合、スリットの奥行寸法1.7cmを加えた寸法で設定してください。
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扉の高さが天井までない場合(たれ壁のある場合)など、上部に奥行60cmの棚を使用すると、収納物の出し入れができなくなるのでご注意ください。
準備するもの
- ①フィットラック(レール、スリット、棚など)
- ②電動ドライバー(ドライバーセット+2・ドリルビット8mm)
- ③+ドライバー(手工具)
- ④水平器
- ⑤専用メジャー(当店商品の付属品)
- ⑥石膏ボード用アンカー(トグラーを使用)
- ⑦ゴムハンマー(金づち)
- ⑧えんぴつ(しるしをつける用)
Fitrackの取り付け方
Fitrackの取り付けフロー
-
取り付けたい位置を決めます
まずは取り付けたい場所にレールとスリットを合わせます。取り付けたい場所の高さや幅を測り、場所を決めたら、えんぴつなどで軽くしるしをつけておきましょう。
-
下地センサーで下地の位置を確認します
一般的な木造住宅の下地(間柱)は300mm~450mmの間隔で並んでいます。ただし建築基準によっては間柱の間隔が異なるので、センサーを使用して正確な位置を確認しておきましょう。壁の素材のほとんどが石膏ボードです。住宅によって石膏ボードの厚みが違い、9.5mmか12.5mmのどちらかです。どちらのサイズの場合も、商品と一緒にお届けしているアンカーをご使用いただければ、取り付けることができます。
【関連リンク】下地の種類と厚みのチェック
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レールとスリットを仮取り付けします
調べた下地にレールのビス取り付け用の穴が合うように、場所を微調整します。下地のある場所にビスを取付ければ、 商品全体にかかる荷重は150kgまで耐えることができます。場所を調整できない場合は、下地のある位置に合わせてご自身でレールに鉄鋼用ドリルで穴 (6mm) をあけてください。
下地のある場所に取付けない場合でも、 商品全体にかかる荷重は50kgまで耐えることができます。より安心してお使いになりたい方は、下地にビスをとめてください。詳しくは、お客様サポートの取付け下地の補強について]をご確認ください。
ビスを取り付ける場所が決まったら、 付属のビスを使用してレールを取り付けします。仮止めの際に、 水平器を使ってきっちり高さを合わせておくのがポイントです。レールが固定出来たら、 スリットをひっかけて、 こちらもビスを仮留めします。
※注意 必ず、アンカー取付け用の穴 (8mm)をあける前に、付属のビスで仮留めしてください!下地のある場所に8mmの穴をあけてしまうと、ビスが効かなくなります!右側のスリット位置を合わせるために付属の専用メジャーを使用するととても簡単です。左側スリットにメジャーの矢印を当て、メジャーに書かれたメモリに合わせて上下2カ所程度壁にしるしをつけておきます。右側のスリットを印に合わせて引っ掛けて、ビス留めをしましょう。
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石膏ボード用アンカーを取り付けます
壁裏に下地がない場合、 石膏ボード壁からビスはすぐに抜けてしまいます。取り付けたビスを一度すべて取り外し、抜いたビス穴を目印にして、 石膏ボード用アンカーを取り付けます。下地のない場所に石膏ボード用アンカー(トグラーを使用)を取り付けるため、8mmの穴をあけていきます。穴があいたらゴムハンマーを使用して穴にトグラーをセットしておきます。
※注意 下地のある場所に8mmの穴をあけてしまうと、ビスが効かなくなります!必ず0mmの穴は、下地がなく、 トグラーを付ける箇所のみにあけてください!
石膏ボード用アンカー(トグラー)の取り付け方
穴を空けると白い粉がこぼれてくる 「石膏壁」は、そのままビスを使ってしまうと、 まったく効き目がなく、すぐ取れてしまうのでとても危険です。そこで、ビスが留まるように 「石膏ボード用アンカー(トグラー)」を使います。
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まず最初にビス取付位置の壁に、直径8mmの穴をあけます。
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アンカーを指でつまんで羽をたたみ、 穴に差し込みます。
ハンマーなどで軽く打ち込み、 壁面を平らにします。
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付属の赤ピンを途中で止まるまでしっかり差し込み、 壁裏で羽を開かせます。
(羽が開くことで、 レールやスリットをしっかりビス固定することができます。)
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最後に赤ピンを引き抜いて完成です。
完成した穴にビスを打ち込むと、簡単にビスが抜けることはありません。
石膏ボード用アンカーについて
骨組(レール・スリット)または、セット商品(お試しセット、ランドリー収納セット、基本セット、クローゼット収納セット、シューズクロークセット、物入れセット)をお買い上げいただくお客様には、石膏ボード用アンカー(9.5mm・12.5mm兼用)をサービスさせていただいております。ご注文商品と一緒にお送りさせていただきます。取り付け場所が石膏ボード壁の場合は、付属の石膏ボード用アンカーをご使用ください。
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レール・スリットをビスで固定します
(3)で仮固定した場所にレールとスリットを戻してビスでしっかり留めて、 設置完了です!
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最後にパーツをはめ込みます
フィットラックはセレクトパーツの種類の豊富さが魅力の一つです。数十種類以上のパーツから住まいに合ったパーツをセレクトをしてください。
各パーツの取り付け方
レールの取り付け
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レールを取り付ける位置を決め、 マーキングします。水平にレールを取り付けるため、 水平器を使用したり、2か所以上マーキングするようにしましょう。
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下地の種類に応じた方法で強固に下地を固定してください。
スリットの取り付け
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レールにスリットを引っ掛けます。
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すべてのスリットを引っ掛け、各スリットの間隔・スリットが垂直になっていることを確認します。
※スリットの取り付けに便利な専用定規を商品に同梱しています。
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下地の種類に応じた方法で強固に下地に固定してください。
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レールとスリットはこれで完成です。ここが Fitrack だけの特許!だから簡単取り付け!
棚+パイプの取り付け
セット内容
- 棚板 1枚
- 棚受(取付ビス共) 4個
- ブラケット 2本
- パイプ 1本
- パイプ受 2個
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ブラケットに棚受を取り付けます。ブラケットの四角い穴に棚受を差し込んで90°回転させれば、棚受の取り付けは完了です。
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パイプにパイプ受を差し込みます。
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パイプ受をブラケットに取り付けます。ブラケットの四角い穴にパイプ受けを差し込んで90°回転させて、パイプ受の取り付けは完了です。
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棚板に組み立てたパーツを取り付けます。
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これで完成です!
パイプの取り付け
セット内容
- ブラケット 2枚
- パイプ 1本
- 固定用ネジ 2個
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付属のネジでブラケットにパイプを取り付けます。
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これで完成です!
シューズ用軽量樹脂棚の取り付け
セット内容
- 樹脂棚 1枚
- ブラケット 2枚
- 棚受 2個
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スリットにブラケットを取り付けます。
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ブラケットの上に樹脂棚を乗せ掛けます。
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これで完成です!
棚+パイプの取り付け
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各パーツのスリットへの取り付けは、写真のように斜め上から差し込むように行うと簡単です。
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スリットに取り付けた後は、しっかりかみ合っているか?余計なガタツキがないか?などを確認しましょう。